山梨県笛吹市の街中から登れる山を探してるんだけど、どこかいいとこはないかなぁ
夏の高山に向けて、冬の間も登山のトレーニングがしたいんだけど
あと、自然の中でリフレッシュもしたいし
それなら山梨県笛吹市にある兜山がおすすめだよ!
そうなんだ!じゃあ兜山に登ってみようかな!
でも、登山道の様子や駐車場の広さとか事前に知っておきたいなぁ…
こういった疑問や不安に応える記事です。
本記事で分かることは下記のとおり。
- 兜山とはどんな山か分かる
- 兜山の初心者向けのルートが分かる
- 兜山の登山道の様子が写真付きで分かる
- 兜山の周辺情報(駐車場、トイレ、温泉)が分かる
私は登山を始めて10年以上になります。
山が好きすぎて毎週登山に行っていた時期もありました。
兜山にも何回も登っています。
そんな登山バカの私が、兜山の登り方から周辺情報までを解説します!
兜山は甲府盆地の眺めが良く、街中からアクセスのしやすい山です。往復2時間程度で登れて途中にはロッククライミングができる大岩がごろごろしていて、山頂付近では甲府盆地から富士山、南アルプスの山々まで展望することができます。
この記事を読んだら、兜山に登りたくなること間違いなしです!
冬に気軽に山に登りたい人は、最後まで読んでみて下さい。
基本情報
兜山の基本情報は下記になります。
標高 | 913m |
登山時期 | 1年中 |
駐車場 | ある(兜山登山口駐車場) |
トイレ | ある(駐車場) |
山小屋 | ない |
登山口 | 兜山登山口 |
人の多さ | 少ない |
標高差 | 約360m |
歩行時間 | 兜山登山口〜兜山山頂/周回2時間 |
登山道の特徴 | 山頂まで森の中の登り、後半は岩場が多く鎖場もある。 |
景色 | 山頂付近で甲府盆地から富士山、南アルプスの山々まで展望できる |
おすすめポイント
兜山をおすすめするポイントは下記になります。
兜山とは
兜山とは、ブドウや桃の果樹園が多い山梨県笛吹市の北部に位置する山です。
山頂付近の展望台からは、春には果樹園の花で桃色に染まった甲府盆地を展望できます。
ふもとから見る兜山はカブトの形に見えることが、名前の由来とも言われています。
登山道の特徴としては岩場コースと山腹コースがあり、岩場コースは中盤でロッククライミングができるほどの大岩の中を歩いたり、鎖場を登ったりする中級者向けのコースとなります。一方山腹コースは、岩が少ない穏やかなコースとなっています。
山頂付近では甲府盆地から富士山、南アルプスの山々まで展望することができます。
登山ルート
登山ルート
このルート図は駐車場の案内図ですが、今回は兜山登山口から兜山山頂まで周回するコースを登ります。
登りは「岩場コース」、下りは「山腹コース」を選びました。登りはこの案内図通りではなく、少し短縮しました。
登山道は整備されていて、標識もちゃんとあるので、道に迷うこともないかと思います。
歩行距離も短く周回2時間程度ですが、登りの岩場コースは実際に登ってみたところ、近くに崖があったり鎖場があったりと、初心者向けのコースとは思えませんでした。なので初心者には山腹コースを往復するのをお勧めします。
兜山登山口へのアクセス
google mapナビで実際に登山口まで行ってみたところ、登山口付近で細い荒れた道に案内されて、さらに進むと草に覆われて通れなくなっていました。
すぐに引き返して(Uターンするのも大変でした)、別の道から無事行けましたが、皆さんも突然普通の車道から車1台通るのがギリギリといった荒れた道にナビされたら、気をつけて下さい。
【車の場合】
・中央自動車道:一宮御坂ICから約30分
- 住所: 山梨県笛吹市春日居町国府759(春日居ゴルフ倶楽部)の隣
- 駐車台数: 約5台
- 料金: 無料
- トイレ:あり
登山道の解説
駐車場
駐車場には数台駐められます。
上の駐車場の手前にも数台駐車できそうな空きスペースがありました。
トイレ
駐車場には割とキレイなトイレがありました。
登山口
兜山「岩場コース」から登ります
数分進むとすぐに分岐が現れます。見落としやすいので注意が必要です。案内図ではここで曲がらず、夕狩沢方面に進みますが、左に曲がれば近道なので私は左に曲がりました。
森の中をひたすら登ります。
大岩
スタートから30分くらいで、クライミングができる大岩が現れました。近くで実際にクライミングしてる人もいました。
登山道に岩が覆い被さっています。圧迫感があり、落ちてきそうで怖かったです。
分岐です。左の兜山方面に進みます。
鎖場
鎖場です。岩の間に落ち葉が多くて、滑りやすくて登るのが大変でした。
ここからしばらくこのような岩場の急登が続きます。
絶景ポイント
岩場の途中に絶景ポイントがありました。甲府盆地、富士山、南アルプスが見渡せます。
岩場を抜けたらあと少しで山頂ですが、そこまでの道のりが大変でした。
岩場が無くなってからはなだらかな登りが続きます。なので一見登りやすそうに思いますが、落ち葉がたくさん積もっているせいで、滑ってなかなか足が前に進まないのです。
普通に土の上を登るよりも、倍近い時間がかかったのではないかと思います。足がパンパンになりました。
山頂
山頂です。普通に歩いて1時間程度でした。眺めは良くないです。でもこの先に絶景が見れる見晴台があるので安心してください。
見晴台
山頂から少し外れたところに展望台があります。素晴らしい眺めです。真ん中に写っているのが富士山です。岩場の途中で見た絶景に引けを取らない景色です。
ベンチもあるので、ここで昼食もよいでしょう。
これで登りは終了です。登りの感想としては、岩場コースは初心者向きではないと思いました。鎖場もありましたし、ただでさえ落ち葉で滑りやすいのに、滑って転げ落ちたら崖の下なんてところも割とありました。
山頂に戻ります。下りは駐車場「山腹コース」方面へ進みます。
このような道をひたすら下っていきます。
分岐です。左の駐車場方面にへ進みます。
秋・冬は落ち葉で登山道が分かりにくくなっているところが多いので、注意深く歩く必要があります。また、落ち葉で滑りやすいので気をつけて下さい。私も何度かコケてしまいました。
分岐です。駐車場方面へ進みます。
先ほどの分岐あたりから急に落ち葉がなくなりました。歩きやすいです。
最後の分岐です。ここからは舗装された林道を進みます。10分ほどで駐車場に着きます。
温泉
登山の後は温泉ですよね。私も温泉が大好きで登山に関係なく温泉にはよく行きます。
兜山に登った後のおすすめの温泉しては、「みさかの湯」が、比較的近くて料金が安いので1番おすすめです。
みさかの湯
みさかの湯の特徴としては、露天風呂、圧注浴、寝湯浴、気泡湯、打たせ湯など5種類の浴槽を楽しめることです。
また、私が入った時だけだったのか分かりませんが、浴槽に甘い香りのする花のエキスが混ざり合って、他の温泉では見られない癒しを堪能できたことです。町の特産がバラなので、このようなサプライズがあったのかもしれません。
泉質としてはアルカリ単純温泉、泉温49℃です。
料金
大人一人の料金は下記になります。
市外 | 市内 | |
720円 | 410円 | |
5時以降 | 520円 | 310円 |
※料金が変わっているかもしれないので、最新の情報を確認すると良いかと思います。下記リンクから温泉のHPに飛べます。
まとめ
以上、兜山の登り方から周辺情報まで解説させて頂きました。
長かったと思いますが、最後まで読んで頂きありがとうございます。
これで兜山の登り方はバッチリだと思います。
装備を揃えたら、早速、山に登りましょう!
最高の低山ハイキングを満喫できることを願っております。
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