山梨県笛吹市の街中から登れる山を探してるんだけど、どこかいいとこはないかなぁ
夏の高山に向けて、冬の間も登山のトレーニングがしたいんだけど
あと、自然の中でリフレッシュもしたいし
それなら山梨県笛吹市にある大蔵経寺山がおすすめだよ!
そうなんだ!じゃあ大蔵経寺山に登ってみようかな!
でも、登山道の様子や駐車場の広さとか事前に知っておきたいなぁ…
こういった疑問や不安に応える記事です。
本記事で分かることは下記のとおり。
- 大蔵経寺山とはどんな山か分かる
- 大蔵経寺山の初心者向けのルートが分かる
- 大蔵経寺山の登山道の様子が写真付きで分かる
- 大蔵経寺山の周辺情報(駐車場、トイレ、温泉)が分かる
私は登山を始めて10年以上になります。
山が好きすぎて毎週登山に行っていた時期もありました。
そんな登山バカの私が、大蔵経寺山の登り方から周辺情報までを解説します!
大蔵経寺山は甲府盆地の眺めが良く。笛吹市内からアクセスがしやすい山です。往復2.5時間程度で登れて、途中には葛飾北斎の「冨嶽三十六景」の中の「甲州伊沢暁」を描いた地とされる場所や、神社があり、歴史を感じることができます。
この記事を読んだら、大蔵経寺山に登りたくなること間違いなしです!
冬に気軽に山に登りたい人は、最後まで読んでみて下さい。
大蔵経寺山の基本情報は下記になります。
標高 | 716m |
登山時期 | 1年中 |
駐車場 | ある(大蔵経寺山登山口駐車場) |
トイレ | ない |
山小屋 | ない |
登山口 | 大蔵経寺山登山口 |
人の多さ | 少ない |
標高差 | 約476m |
歩行時間 | 大蔵経寺山登山口〜大蔵経寺山山頂/周回2.5時間 |
登山道の特徴 | 前半は舗装された林道、後半は森の中の登り、下りは小岩が多い急な下り。 |
景色 | 第一、第二展望台から甲府盆地や富士山が展望できる。 |
おすすめポイント
大蔵経寺山とは
大蔵経寺山は笛吹市内からアクセスがしやすい山です。
周回2時間程度で下山できるため、気軽に登れます。また、途中には展望台が2箇所あり、春には桃の果樹園でピンク色に染まった甲府盆地を展望できます。
第1展望台は、江戸時代後期の浮世絵師である葛飾北斎が「冨嶽三十六景」の中の「甲州伊沢暁」を描いた場所として知られています。
途中には神社もあり、御神体が大蔵経寺山の可能性もあるので参拝してから登るのも良いかもしれません。
登山ルート
YAMAPルート
大蔵経寺山 / ヒロさんの大蔵経寺山の活動データ | YAMAP / ヤマップ
このルートはYAMAPのモデルコースで、大蔵経寺山登山口から大蔵経寺山山頂まで周回するコースです。
登山道は整備されていて、リボンの数も多いので、道に迷うこともないかと思います。
周回2.5時間程度の初心者向けのコースとなっております。
実際登ってみて、このコースでは、上りに展望台、下りで神社を通りましたが、逆方向から登れば良かったとな思いました。登りで神社に参拝して登山の安全を祈願、下りで展望台を含めて絶景を見ながら下山、の方がおすすめかと思います。
大蔵経寺山駐車場へのアクセス
【車】
・中央自動車道の一宮御坂ICから約15分
【電車・バス】
・JR石和温泉駅→徒歩(約10分)
- 住所 : 山梨県笛吹市石和町松本615
- 駐車台数: 約40台
- 料金 : 無料
- トイレ : なし
登山道の解説
駐車場
実際の駐車場です。かなり広いです。40台は停められそうです。私が2月の休日に行った時は朝8時頃で2台しか駐まっていませんでした。桜の満開の時期は混むようです。
駐車場には「大山袛命」と刻まれた石碑がありました。調べると、一文字違いで「大山祇神」の情報はありました。日本神話のイザナギとイザナミの子のようですが、一般的には神話とは関係なく山の神として信仰されているようです。
登山口
駐車場のすぐ先に、イノシシ等侵入防止用フェンスがあり、ここが登山口のようです。
しばらく舗装された道が続きます。
第1展望台
第一展望台です。甲府盆地、富士山が展望できます。
甲州伊沢暁
第一展望台の場所は、江戸時代後期の浮世絵師である葛飾北斎が「冨嶽三十六景」の中の「甲州伊沢暁」を描いた場所として知られています。
千本桜を目指して植樹しているようです。大きな桜に育つのが楽しみですね。
たくさんの苗木が植えられています。
ちょうどこの辺りの真下に西関東道路のトンネルがあるようです。
登山道の至る所に岩がゴロゴロしています。
第2展望台
景色は良いですが、殺風景な展望台です。
ここまでは、おおむね舗装された林道が続いてましたが、ここからは本格的な山道に入ります。
小さな祠があります。山の裾には神社があるので、こちらが奥宮で大蔵経寺山が御神体でしょうか。
奉修不動明王護・・・。調べましたが情報が少なくてよく分かりませんでした。
山頂
山頂です。ここまで1時間程度かかりました。開けてないので見晴らしはよくないです。
岩がゴロゴロとした下山道がひたすら続きます。
山神宮(別名、天狗神社)が現れました。下には長い石段が続いていて、その先にも神社があるようです。1番下が里宮、こちらが本宮、山頂の祠が奥宮ということでしょうか。主祭神は大山祇神命、配祀神として月読尊、稚産霊命、宇気母智命。
神社を過ぎて少し歩けば駐車場です。
温泉
登山の後は温泉ですよね。私も温泉が大好きで登山に関係なく温泉にはよく行きます。
大蔵経寺山に登った後のおすすめの温泉しては、「みさかの湯」が、比較的近くて料金が安いので1番おすすめです。
みさかの湯
みさかの湯の特徴としては、露天風呂、圧注浴、寝湯浴、気泡湯、打たせ湯など5種類の浴槽を楽しめることです。
また、私が入った時だけだったのか分かりませんが、浴槽に甘い香りのする花のエキスが混ざり合って、他の温泉では見られない癒しを堪能できたことです。町の特産がバラなので、このようなサプライズがあったのかもしれません。
泉質としてはアルカリ単純温泉、泉温49℃です。
料金
大人一人の料金は下記になります。
市外 | 市内 | |
720円 | 410円 | |
5時以降 | 520円 | 310円 |
※料金が変わっているかもしれないので、最新の情報を確認すると良いかと思います。下記リンクから温泉のHPに飛べます。
まとめ
以上、大蔵経寺山の登り方から周辺情報まで解説させて頂きました。
長かったと思いますが、最後まで読んで頂きありがとうございます。
装備を揃えたら、早速、山に登りましょう!
最高の低山ハイキングを満喫できることを願っております。
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