富士山を間近で眺めながら登れる山はないかなぁ…
それなら山梨県にある石割山がおすすめだよ!
そうなんだ!じゃあ石割山に登ってみようかな!
でも、登山道の様子や駐車場の広さとか事前に知っておきたいなぁ…
こういった疑問や不安に応える記事です。
本記事で分かることは下記のとおり。
- 石割山とはどんな山か分かる
- 石割山の初心者向けのルートが分かる
- 石割山の登山道の様子が写真付きで分かる
- 石割山の周辺情報(駐車場、トイレ、温泉)が分かる
私は登山を始めて10年以上になります。
山が好きすぎて毎週登山に行っていた時期もありました。
そんな登山バカの私が、石割山の登り方から周辺情報までを解説します!
石割山は富士山の眺めが抜群に良い山です。途中には石割神社があり、歴史を感じることができます。
この記事を読んだら、石割山に登りたくなること間違いなしです!
山頂から眼前に富士山を眺めたい人は、最後まで読んでみて下さい。
基本情報
石割山の基本情報は下記になります。
標高 | 1413m |
登山時期 | 1年中 |
駐車場 | ある (石割神社駐車場) |
トイレ | ある(駐車場内) |
山小屋 | ない |
登山口 住所 | (赤い鳥居登山口) 山梨県南都留郡富士河口湖町本栖18 |
人の多さ | 多くはないが、駐車場はすぐ埋まる。 |
標高差 | 約430m |
歩行時間 | 赤い鳥居登山口〜石割山山頂/往復2時間30分 |
登山道の特徴 | 序盤は石段の登り、中盤以降は森の中の登り、途中に石割神社が在る。神社以降は滑りやすい道が続く。冬はチェーンスパイクがあった方が良い。 |
景色 | 富士山を間近に見ながら登れる。冬にはダイヤモンド富士が見れる。 |
おすすめポイント
石割山をおすすめするポイントは下記になります。
- 富士山の眺めが素晴らしい
- 2時間半程度で登れて、街中から駐車場にアクセスしやすい
- 途中に石割神社があって、神秘的な雰囲気を味わえる
石割山とは
石割山は富士山周辺に位置する富士五湖の一つである山中湖の北東にそびえる標高1413mの山です。
山全体がご神域であり、赤い鳥居登山口から登る場合、大きな赤い鳥居から始まり、403段の石段が続き、地元民から崇められる桂御神木、8号目には石割神社と、神秘的な雰囲気を味わえます。
8号目に鎮座する石割神社には、荘厳な雰囲気を醸し出す真っ二つに割れた大岩があり、名前の由来にもなっています。
このご神体の大岩は、古事記に記載された「天の岩戸」伝説の地と言われていいます。ここにはアメノタヂカラオという怪力の神様が祀られていて、怪力と開運の神様ということで、大岩の隙間を時計回りに3回ると運が開けるそうです。
登山道の特徴としては、序盤は403段の石段が待ち構えていて、中盤以降は森の中の登りが山頂まで続きます。8号目の石割神社以降は滑りやすい道が続くので注意が必要です。山頂から下りは視界が開けたところがあるので、冬は防風・防寒対策が必要です。あと道が凍っている場合もあるのでチェーンスパイクがあった方が良いです。
赤い鳥居登山口から登る場合、石割神社参拝用の駐車場を利用できるため、無料で30台ほど駐められます。石割神社への参拝者が多いこともあり、登山道も整備されていて、標高差約430m、歩行時間が約2時間半と初心者でも気軽に登れる山です。
登山ルート
YAMAPルート
石割山・一ノ砂ノ沢ノ頭・平尾山 / キズキさんの石割山(山梨県)・平尾山(山梨県)の活動データ | YAMAP / ヤマップ
このルートはYAMAPのモデルコースで、赤い鳥居登山口から石割山山頂まで周回するコースです。
登山道は整備されていて、標識もちゃんとあるので、道に迷うこともないかと思います。
富士山の展望が素晴らしい初心者向けのコースとなっております。
石割神社駐車場へのアクセス
【車】
・富士五湖道路の山中湖ICから車で約20分
【電車・バス】
・富士急行線の富士山駅→平野バス停(約45分)→徒歩(約20分)
- 住所 : 山梨県南都留郡山中湖村平野1979
- 駐車台数: 約30台
- 料金 : 無料
- トイレ : あり(駐車場にある)
登山道の解説
駐車場
駐車場です。20台程度駐められそうです。
トイレ
駐車場内のトイレです。
駐車場の隣りの橋を渡ります。
登山口
登山口です。ここから石段が400段も続きます。
焦らずゆっくり登りましょう。
石段の途中の脇に休憩ポイントがありました。
下を見下ろすと、こんなに登ったんだとビックリします。
石段を登り終わりました。
石段の終わりに分岐があります。石割神社方面に進みます。
このような道がしばらく続きます。
木の隙間から富士山が見れます。
なんだ、木が邪魔じゃないかとがっかりするかもしれませんが、安心して下さい。山頂で最高の眺めが待っています。
人工の堤防ですね。コンクリートや木でつくってあるのはよく見ますが、石を積み上げて作ってあるのはあまり見たことがありません。
桂御神木
桂御神木です。桂の巨樹は珍しいとのことで、地元民の方々から崇められているようです、
石割神社
石割神社です。主祭神は天手力男命(あめのたぢからおのみこと)、古事記にある「天の岩戸」伝説の地といわれている神域です。
右上の巨石がお釜岩と呼ばれていて、岩の中に大きな隙間があり、そこから水が湧き出ていて、古くは地元の方々が雨乞いの儀式をしてたそうです。
この大岩の隙間を時計回りに3回通ると幸運が開けると言われています。
本来、水が湧き出るところですが、今は時期的に凍っていました。
岩の隙間です。
先に進みます。ここから道が凍っている箇所が出てきます。軽アイゼンがあったほうが安全ですね。
霜が花びらのようになっていて、きれいでしたので写真にとりました。
山頂
山頂に着きました。抜群の富士山の眺めです。ただ風が強くて、寒くて感動どころではなかったのが残念でした。
ここからは来た道とは別の道を通って帰ります。平尾山・大平山方面に進みます。
絶景ポイント
平尾山です。山中湖の全体像が見れます。
平野方面に進みます。
平野方面に進みます。
トイレ方面(写真左側)へ進めば、駐車場に戻れます。
温泉
登山の後は温泉ですよね。私も温泉が大好きで登山に関係なく温泉にはよく行きます。
石割山に登った後のおすすめの温泉しては、「山中湖温泉 紅富士の湯」が、料金が安いうえに、富士山を間近で見ながら温泉に入れるので1番おすすめです。
山中湖温泉 紅富士の湯
山中湖温泉 紅富士の湯の特徴としては、富士山を間近で見ながら浸かることができることです。
料金
大人一人の料金は下記になります。
平日 | 土日祝 | |
11:00〜19:00 | 900円 | − |
11:00〜20:00 | − | 900円 |
※料金が変わっているかもしれないので、最新の情報を確認すると良いかと思います。下記リンクから温泉のHPに飛べます。
まとめ
以上、石割山の登り方から周辺情報まで解説させて頂きました。
長かったと思いますが、最後まで読んで頂きありがとうございます。
これで石割山の登り方はバッチリだと思います。
装備を揃えたら、早速、山に登りましょう!
最高の低山ハイキングを満喫できることを願っております。
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