富士山を間近で眺めながら登れる山はないかなぁ…
それなら山梨県にある竜ヶ岳がおすすめだよ!
そうなんだ!じゃあ竜ヶ岳に登ってみようかな!
でも、登山道の様子や駐車場の広さとか事前に知っておきたいなぁ…
こういった疑問や不安に応える記事です。
本記事で分かることは下記のとおり。
- 竜ヶ岳とはどんな山か分かる
- 竜ヶ岳の初心者向けのルートが分かる
- 竜ヶ岳の登山道の様子が写真付きで分かる
- 竜ヶ岳の周辺情報(駐車場、トイレ、温泉)が分かる
私は登山を始めて10年以上になります。
山が好きすぎて毎週登山に行っていた時期もありました。
竜ヶ岳にも何回も登っています。
そんな登山バカの私が、竜ヶ岳の登り方から周辺情報までを解説します!
竜ヶ岳は富士山の眺めが抜群に良い山です。中盤辺りからは眼前に富士山を眺めながら登ることができるほどです。
この記事を読んだら、竜ヶ岳に登りたくなること間違いなしです!
目の前に富士山を眺めながら登山したい人は、最後まで読んでみて下さい。
基本情報
竜ヶ岳の基本情報は下記になります。
標高 | 1485m |
登山時期 | 4月〜11月 |
駐車場 | ある (キャンプ場駐車場等) |
トイレ | なし |
山小屋 | ない |
登山口 住所 | (本栖湖キャンプ場登山口) 山梨県南都留郡富士河口湖町本栖18 |
人の多さ | 多い。早朝は少ない傾向。 |
標高差 | 640m |
歩行時間 | 本栖湖キャンプ場登山口〜竜ヶ岳/往復3時間58分 |
登山道の特徴 | 前半は森の中の登り、後半は笹の中を登る。 |
景色 | 富士山を間近に見ながら登れる。冬にはダイヤモンド富士が見れる。 |
おすすめポイント
竜ヶ岳をおすすめするポイントは下記になります。
竜ヶ岳とは
山梨県身延町から富士河口湖町、静岡県富士宮市まで跨る標高1485mの山です。天子山脈の最北端に位置し、富士五湖の一つである本栖湖の南岸に接しています。
千円札に描かれている富士山の隣に映っている山です。登山道の中盤からは背丈の低い笹が生い茂り、視界が開けた登山道からは眼前に映る富士山を見ながら登ることができるほど、富士山の展望に優れた山です。登山道も整備されていて、標高差640m、歩行時間が約4時間と初心者でも気軽に登れる山です。
余談ですが、竜ヶ岳には竜神伝説があります。昔、富士山が噴火したときに富士五湖の一つである本栖湖に溶岩が流れ込み、その熱さのために竜が飛び出して近くの山の上に避難したことから、竜ヶ岳と呼ばれるようになったと伝えられています。
登山ルート
今回は本栖湖キャンプ場入り口から竜ヶ岳山頂まで往復するコースを紹介します。
写真付きで解説するので安心して下さい。
登山道は整備されていて、標識もちゃんとあるので、道に迷うこともないかと思います。
富士山の展望が素晴らしい初心者向けのコースとなっております。
本栖湖キャンプ場登山口へのアクセス
【車の場合】
・中央自動車道:河口湖ICから国道139号本栖湖方面へ(約30分)
・東名高速道路:新富士ICから河口湖方面へ(約50分)
- 住所: 山梨県南都留郡富士河口湖町本栖18
- 駐車台数: 約100台
- 料金: 無料
- トイレ:無し
(すぐ手前の道沿いにはある)
登山道の解説
駐車場
実際の駐車場の様子です。とにかく広いです。
冬季はこの駐車場は閉鎖されるようで、手前の県営等の駐車場を利用できるようです。
登山口
前は、キャンプ場の中を通って登山口まで行けましたが、今は私有地のため通れないようです。
一旦、駐車場入り口に戻り県道709号本栖湖畔線の歩道を利用して登山口まで行きます。
途中、標識があるので気をつけていれば道を間違えることはないかと思います。
この標識で森の中に入ります。
少し分かりにくいですが、東海自然歩道方面から来たので、林道に進みます
黄色い柵の先に登山口があります。
登山口に到着しました。右に進んで登っていきます。ここからしばらく森の中を登ります。前半は森の中の急登が続きます。
絶景スポット
しばらくすると湖が見下ろせる絶景スポットが現れます。方向的に本栖湖だと思います。深いところでは120mにも達するそうで、富士五湖で一番深い湖として知られています。ベンチも用意されてい流ので休憩していきましょう。まだ登りは続きます。
笹が多くなってきましたね。ここから視界が開けて左手に富士山を見ながら登ることができます。晴れていれば最高の開放感を味わえます!
見晴台
中盤辺りに見晴らし台が現れました。富士山が眼前に見えて最高です?
見晴台の反対側です。建屋の中にはお地蔵様がいらっしゃいました。この先もずっと高い木のない笹の登りが続きますので、富士山を見ながら登ことができます。
絶景!!♪
分岐です。帰りは湖畔登山口ルートからも駐車場に行けますが、通る人が少ないせいか、道が整備されてない所があるようなので、石仏ルート(来た道)で帰ったほうが無難です。
山頂
山頂です。普通に歩いて2時間程度でした。山頂は広い開けた場所で木製のベンチとテーブルがあります。ここでくつろげますが、3セットしかないのと人が多いので、地面に座れるようにキャンプ用のイスとテーブルを持っていくとゆっくりできます。
ゆっくり休んだらあとは来た道を戻るだけです。登りは富士山が左側に見えることが多かったですが、帰りは目の前に富士山が見える機会も多いのでより見応えがあると思います。
一般的に登りより下りのほうが早いので、登りで2時間なら下りは1.5時間で下れると思います。
温泉
登山の後は温泉ですよね。私も温泉が大好きで登山に関係なく温泉にはよく行きます。ここからは竜ヶ岳に登った後のおすすめの温泉を紹介していきます。
登山のあとはすぐにでも温泉に入りたいところですが、残念ながら本栖湖キャンプ場の近くには温泉がありません。なので帰宅途中でおすすめの温泉を紹介します。
東京方面のおすすめの温泉
中央高速道や東名高速でお帰りになる方や富士五湖周辺で観光される方は、河口湖、山中湖周辺に温泉がたくさんあるので、その中から選ぶのが良いでしょう。
おすすめの温泉をこれから紹介していきますが、結論から言うと、山中湖温泉 紅富士の湯が、料金が安いうえに、富士山を間近で見ながら温泉に入れるので1番おすすめです。
山中湖温泉 紅富士の湯
山中湖温泉 紅富士の湯の特徴としては、富士山を間近で見ながら浸かることができることです。
料金
大人一人の料金は下記になります。
平日 | 土日祝 | |
11:00〜19:00 | 900円 | − |
11:00〜20:00 | − | 900円 |
※料金等変わっているかもしれないので、最新の情報を下記HPで確認しください。
富士眺望の湯 ゆらり
富士眺望の湯ゆらりの特徴としては、富士山を見ながら入れること、16種類の浴槽が楽しめることです。
料金
大人一人の料金は下記になります。夜間が安くなるようです。
平日 | 土日祝 | |
10:00〜19:00 | 1300円 | 1500円 |
19:00〜 | 1100円 | 1300円 |
※料金等変わっているかもしれないので、最新の情報を下記HPで確認しください。
ふじやま温泉
ふじやま温泉の特徴としては、浴室が飛騨高山の伝統工法を取り入れた釘を使わない方法によって作られていて、圧倒的な和の雰囲気に癒されることです。
料金
大人一人の料金は下記になります。無料のポイントカードに入会すると安くなるようです。
平日 | 土日祝 | |
通常料金 | 1500円 | 1800円 |
会員料金 | 1000円 | 1300円 |
※料金等変わっているかもしれないので、最新の情報を下記HPで確認しください。
葭之池温泉(よしのいけおんせん)
葭之池温泉の特徴としては、露天風呂はありませんが、内湯の窓からライトアップした桜を見ることができることです。
料金
大人一人の料金は下記になります。料金体系が複雑ですが、1時間以内で600円は魅力的ですね。
平日 | 土日祝 | |
9:00〜17:00 (半日) | 1400円 | 1400円 |
18:00〜21:30 (金・土・日・月) | 800円 | 800円 |
60分以内 | 600円 | 600円 |
※料金等変わっているかもしれないので、最新の情報を下記HPで確認しください。。
山中湖平野温泉 石割の湯
山中湖平野温泉 石割の湯の特徴としては、pH10.2の高いアルカリ性を有することです。
料金
大人一人料金は下記になります。
平日 | 土日祝 | |
11:00〜19:00 | 900円 | − |
11:00〜20:00 | − | 900円 |
※料金等変わっているかもしれないので、最新の情報を下記HPで確認しください。
甲府方面のおすすめの温泉
帰りに甲府方面に行くなら、上九の湯がおすすめです。
甲府市付近まで行けば、たくさん温泉はありますが、キャンプ場寄りだとここしかありません。できるだけ早く入りたいですし。
甲府市民なら310円、市外なら730円で入れます。
※料金等変わっているかもしれないので、最新の情報を下記HPで確認しください。
まとめ
以上、竜ヶ岳の登り方から周辺情報まで解説させて頂きました。
長かったと思いますが、最後まで読んで頂きありがとうございます。
これで竜ヶ岳の登り方はバッチリだと思います。
装備を揃えたら、早速、山に登りましょう!
最高の低山ハイキングを満喫できることを願っております。
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